廃れゆく上野バイク街

20年ほど前、土日に上野に行くと、昭和通りの両脇の路上に物凄い数のバイクが停まっていたのだ。昭和通りは当然ながら駐車禁止で、たまにパトカーが来て「違法駐車はやめましょう」などとマイクでがなっていたのだ。歩道上には路傍の店がバイクを何台も並べて、「中古車○年式△△円」などという札がたくさんはためいていたのだ。

先週、たまたま仕事が早く終わって、上野に所用があって行ったついでにバイク街をぶらっと歩いてみたら、なんとバイク街は消えていたのだ。
いや、消えたというのは正しくない。でも「風前の灯」状態で、なんとも寂しげな街になってしまっていたのだ。平日の18時半ごろだったので、既に営業時間を過ぎた店もあったのかもしれない。でも以前はいくつも店舗があったCORINがなくなって、明るいネオンの店はないし、歩道上に値札をつけて佇むバイクもない。路傍にバイク店はあるけど、店内でバイク整備をしている様子もない・・・。
なんとも寂しい街になってしまったのだ。

そんなバイク街を歩いていたら、昔からある、とあるバイク用品店が開いていたのだ。雨天用のグローブが欲しいと思ってたので覗いてみた。店内には他に客はいなく、店員が2~3名いる様子だった。1階部分だけを一通り見てたら店外のラックに980円やつがあったのだ。店内も見てみたら、1,000円台後半から1万円超えまで、様々な種類のグローブが。防寒・防水など様々な機能のものもあったけど、今回は防寒など不要な暑い時期に雨が降り出したときにだけ使うものが欲しかったので、980円のを購入。

バイク街が廃れた理由はいくつかあると思うのだ。もちろんバイク人口が20年前と比べて激減したのは一番大きな原因かもしれない。だけど郊外型のライコランドなどには休日ともなるとバイクが大挙して押しかけているし、ピット作業を頼もうとしても1~2時間待ちは当たり前で、事前予約を受け付けていたりするくらいなのだ。しかもライコランドは10数年前は千葉県柏市の千葉店1店舗だけだったのに、いつの間にか8店舗に増えている(2010年9月現在)。

なぜ上野バイク街は廃れているのだろうか・・・。

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